1・鍼治療とは何か
鍼治療とは非常に細い金属(髪の毛ほど)の鍼を使って治療を行う事で、鍼術ともいう。
人の身体は刺激を受けると、その部位を守ろうとしたり、興奮状態のものを鎮静化したりする性質がある。
鍼治療はそうした身体の反応を利用し、身体の表面に機械的な刺激を与え、病気の治療や予防を行う。
2・治療に用いる主な道具と治療方法について
当院では、単回使用(使い捨て)のステンレス鍼を使用しますので、使い回しすることはありません。
鍼の長さは約4〜5cmの長さで刺入するのは、その半分程度で、痛みは殆ど感じません。
治療法によっては、その刺入した鍼に電気を流し、体内から刺激を与える方法もあります。
その他に、刺入したまま10〜15分とどめておく置鍼術、目的の深さまで刺入し直ぐに抜く単刺術なども行います。
刺入が怖いという場合は刺入しないで接触するだけの方法もあります。
3・「穴」について
いわゆる「つぼ」のことを言います。「つぼ」の中には特効穴と言われるものがあり、例えば腰痛の特効穴、肩こりの特効穴、女性疾患の特効穴、気分の悪い時の特効穴などがあり、それらも症状に合わせて治療に織り交ぜます。
4・鍼治療の適応症について
一般的に肩こり、ぎっくり腰、腰痛(慢性)、神経痛などに適応いたします。
効果が期待できることとして
・血液循環の改善
・筋肉を緩め痛みの緩和
・新陳代謝を高める
・自律神経を整える(快眠、食欲増進、便通改善など)
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